いるかくらぶの歴史









↑「パレット20周年記念リーフレット」より

 パレットは「あったらいいな」の声を形にする子育て支援の活動を実践しています。それは「次の世代に子育てで同じ苦労はさせない」という熱い思いからの出発でした。働いていてもいなくても、障がいがあってもなくても、理由を問わない「一時預かり」からスタートして、親子で過ごす居場所としての「ひろば」をつくり、そして区内の子育て情報を一元化して発信する「拠点」を運営しています。これから10年、20年先も、「今何が必要なのか」しっかりアンテナを張って子育て世帯の声を受け止めていきたいと思います。一人ひとりの力は小さいですが、チームとなった時、何倍もの力が発揮され幾多の困難を乗り越えてきました。これからも、地域の皆様のお力をお借りしながら皆様と共に前進し続けたいと思います。よろしくお願いします。(「パレット20周年記念リーフレット2019.12発行」より引用)

           ↑現在、21年目の前進中です。

いるかくらぶは、市が尾の地で継続して17年目(2021年度現在)の子育て支援を続けています。

保護者会活動と、おもちつき大会

  毎年、おもちつき大会をやっています。おもちを作り、あたたかい豚汁をいただき、屋外で思いっきり遊び、とても楽しい行事です。おもちは、手作あんこのあんころもち、きなこもち、黒ゴマ醤油もち、などなど、ほっぺたが落ちるおいしさ。年によって、なめたけマヨネーズもちや、大根おろしもち、も登場しています。地域公開行事で、地域の小さい子たちも楽しんでいます。また、保護者会行事で、保護者のみなさんの絆が一層深まる行事です。いるかくらぶの保護者会会議は年に4回きりですが、つながれる機会を生かし、心をつなぎ、子どもたちを見守っています。(感染症予防の観点で2020年中止2021年2022年は焼き芋大会に変更。それ以外の年はおいしいおもちをつき続けています。)

 保護者会活動は、年4回保護者会会議と、春秋公園清掃&お楽しみ会&お餅つき大会のお手伝いです。みなさん、無理なく楽しく活動しています。運営はNPO法人W.coパレットが行っているので、運営面の保護者会負担はありません




防災への取り組み

  定期的に避難訓練や学童保育までの下校ルートの安全確認を行っています。

 ↑ヘルメットの使い方を説明しているところです。この後、市が尾第3公園に避難する練習を行いました。火災、地震、不審者等、設定内容は様々です。

 

下校ルートの安全確認を子どもたちとすることもあります。防災面や交通安全面でいろいろな発見をしながら歩きます。 
2012年度には、近隣の体育館をお借りして防災キャンペーンを行いました。たくさんの親子が、楽しみながら防災について考えることができました。


名前の由来

  市が尾で「まーぶる」を始めてまもない頃、小学生の放課後の預かりをしてもらえないかという希望が寄せられました。幼稚園から移ってきた年長児の女の子もいたこともあり、希望に答えたのが「パレット」の学童保育の始まりです。1人から始まった学童保育は、3年目には7名になり、「まーぶる」の一室では狭さを感じながらも小学生らしい生活と乳幼児と共に過ごせる場、異年齢保育の理想に近い楽しい場として貴重な存在になっていました。学童は子どもたちにより「いるかくらぶ」と命名され、今もその名を大切にしています。いるか‥賢くて元気でかわいい(百科事典より)‥で、子どもたちにぴったりです。

                      〜『パレット10周年記念誌』より引用

 ※上記の後、2004年に現在の場所に移り、「パレット学童保育室いるかくらぶ」が始まりました。文中の「まーぶる」「パレット」については、リンク一覧をご参照ください。現在、ワーカーズ・コレクティブパレットは22年目となり、子育て支援の活動を変わらず丁寧に続けています。(2022年現在)