世代間交流&地域交流~NPOの子育支援実績を生かした取組

 いるかくらぶは、異年齢の育ちあいを大切にしています。毎年夏休みにはNPO法人W.coパレット保育園親と子のつどいの広場ひろば)や子育て支援拠点に、子ども読み聞かせボランティアに行くなどして交流しています。小学生にとってもちびっ子にとっても、お互い心に残る経験となっています。

 上の写真は、そんな交流の一つ、パレット家庭的保育室なないろを訪問したときの園側のレポです。

(R2年度以降は、感染症予防に配慮しながら工夫して交流を続けています。)

 また、いるかくらぶの学童保育に関わる大人たち(職員や学生やボランティアなどなど)は年齢層が広いので、家族以外の、多様な世代と関わることができる場となっています。

 子育てタクシーの運転手さんたちが研修のため、子どもたちと遊びにきたことも何度かあります。「タクシーの運転手さんと遊ぶことができるなんて嬉しい!」と子どもたちは出会いを楽しんでいました。子育て支援に取り組む運営団体を窓口に、子どもたちは世界を広げ、多様な人との出会いを楽しめる心も育っています

 これまでに行った区民祭りのNPO法人ワーカーズ・コレクティブパレットの出店では、いるかは輪投げのお店の景品集めに協力しました。当日は、子どもたちも一般の方も一緒に輪投げを楽しみました。



 区民祭り出店では似顔絵をやることもあります。いるかくらぶの子どもたちのお誕生会では、区民祭りで10年以上描いている似顔絵師作の似顔絵もプレゼントされます。保護者の皆さんからは、「6年分を集めて並べると、成長を感じてしみじみする」と好評です。ちなみに、下の似顔絵はOGの小学生時代のものですが、彼女は、後に、大きくなって、いるかくらぶをお手伝いしてくれました。余談ですが、NPO法人ワーカーズ・コレクティブパレットで働く人は、かつてパレットに支えられた人が少なくありません。地域の中で、自然と、支え合いの循環が生まれています。

 市が尾第3公園愛護会では、例年秋に、地域の高校生といるかの子どもたちが一緒に公園清掃を行っています。

 初代看板は地域の高校の美術部の皆さんが作成してくれました。春と秋には、大規模な公園清掃を通して、地域の人たちと交流しています。